和牛の良さや調理方法などがわかる!和牛のよくある疑問を分かりやすく解決

和牛の良さを最も活かせる料理とは
サシと呼ばれる脂肪がバランスよく赤身肉の中にきめ細かく入っている和牛、脂身と肉のうまみは口の中で溶けて広がり何とも言われぬ美味しさです。
そんな和牛の良さを活かせる料理は、シンプルな方が人気があります。
なんといっても外せないのは焼肉、最も簡単でシンプル過ぎる調理ですが、肉の持つ本来の旨味をストレートに味わうことのできる方法です。
焼き方を工夫してもいいですし、色んな部位を味付けしても楽しめます。
脂の旨味が乗り、肉の柔らかさもプラス、頬が落ちるくらいの満足度です。
すき焼きにするのもナイスな食べ方、鉄鍋に肉と野菜を存分にいれて、酒と醤油と砂糖で味を付けます。
調味料の割り下がより旨味を底上げしてくれる秘訣です。
またステーキでいただくのも外せないはず、塩と胡椒をふり焼きますが、せっかくなので厳選したものを使うとよりおいしくなります。
もっとあっさり食べるならしゃぶしゃぶも、だし汁に薄く切った肉を何度かくぐらせて食べる絶品料理です。
和牛の等級の決まり方や味との関係について
和牛にはA5,A4,B4などといったランクがあり、一般的にはA5ランクがもっとも値段が高くておいしいと言われています。
和牛のグレードは日本食肉格付協会が決めており、A5やB4のようにアルファベットと数字の2文字の組み合わせで表現されます。
これは農林水産省から承認を受けた牛枝肉取引規格に基づいて決まり、アルファベットの部分は歩留等級と呼ばれます。
その牛からどのくらい牛肉が取れるのかを表しており、多いほど生産性が高いことを意味します。
A,B,Cの3段階評価で、Aが最もランクが上です。
数字は肉質のグレードを表しており、脂肪交雑(脂肪の入り加減)や肉の締まりときめ、肉や脂肪の色沢や脂肪の質など4項目で評価します。
1から5までの5段階のランクがあり、もっとも高価なのが5です。
A5の和牛は商品となる肉がたくさんとれて色沢や質や締まりがよく、脂肪がたくさん細かく入っているものを意味します。
それぞれ細かい評価基準があり、その決まりに従ってグレードが決まっているのです。